2016年7月1日金曜日

カスタネダの旅

このところ「終活」について記すことが多いですが、それと呼応するようにカスタネダの本を読み返している日々です。

実際には米国滞在時、第五巻目以降は、読んでいなかったわけです。
2002年頃に、日本語翻訳版をまとめ買いしたものの、そのまま放置。

今回の実家の片付けに伴い、始めた「自炊」ブームの中、ペーパーバック、ハードカバー版はPDFとなりました。
日本語版もあわや「自炊」されるか?!というところなぜか、数少ない紙の本として残されました。
(当時の四巻目『未知の次元』も今はPDFです)

そして1巻目から、再読を始め、原著で未読だった先の話まで読んで、その後の展開に驚くやら喜ぶやら。

そしてAmazonに寄せられた一般の方々の書評にも啓発されています。
インターネットの発達により、カスタネダゆかりの地もデスクで確認できるようになりました。
また、カスタネダには仲間がいたということも知りましたし彼女らが残した著作の存在も知りました。

そこでものは相談ですが(笑)、再読をさらに再読して精神面における「終活」を始めることにしようと思います。
ある種のノートとして書き進めながら、加筆修正を加えていこうと思います。

まずはおおまかな場所から。

拡大して位置関係を確認してください
WickenburgCountryside.JPG
Wikipediaより

カルロスは、ドン・ファンとアリゾナで出会いますが、彼はメキシコのソノラから来たことを後から知ります。

図で見ると国境は越えてもほんとにすぐ隣ですね。

あたしはヒューストンで勉強してました。クラスメートの一人が「俺はエルパソが実家だ」といってました。地図のど真ん中ですな。彼はいかにもメキシコ人という面構えでエルパソをエルパチョと発音していたのが印象的でした。

ソノラ砂漠も話にしばしば登場しますが、本当に絵にかいたようなサボテンの砂漠なんですね。




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