2012年9月28日金曜日

楽器とケガ(1)

前回の投稿で腕のケガのことに触れました。

今年のはじめくらいに左腕の前腕部(肘から手にかけての部位)の関節と筋肉に痛みを感じました。
最初は、肘関節。これは、ギターだ!と思いすぐに整骨院に通いました。
ところが痛みの部位が変わっていったのです。

肘の痛みはすぐに消え、次は前腕の「ふくらはぎ」に相当する部分、裏側の柔らかいところに疼痛(とうつう)を感じるようになったのです。痛みの種類は、(やったことのある人にしか通じませんが)軽い肉離れのようなチクリとするにぶい痛みと時に表側の筋肉ににぶい痛み。

ギターでは腱鞘炎がおなじみの怪我ですのであたしは腱鞘炎をただちに疑いました。
それから治療に通うも、あまり改善されずに何か月もたちました。

痛み自体は、弱いものなので普通の生活にはそれほど支障はありませんが、ちょっとした角度で痛みが走ります。典型的なのは、折り畳み椅子などをたたんで運ぶような動作。
見た目は健常そうなのに、ミーティングの後片付けとか手伝えないのでつらいところがあります。(実は今もそうです)

女子高校生がひょいっといくつもパイプ椅子を片付けているわきで情けない思いをしたこともあります。(女子高校生と何やってんだ?(笑) )

なので、通常生活はだましだましできても、ギターを再び触ると症状が悪化するのでは?
と思い暗い気持ちになっていました。

そんな中、実は、当初他にも?むむ?って思ったことがあるのです。

当時、ハーモニカではある難曲に挑戦していました。(いつか書きます。今は恥ずかしいので)

追記2016/12/20)「いつか」が来ました。
オレンジ・ブロッサム・スペシャル( Orange Blossom Special)」です。

できないフレーズをとにかく(見たことないですが)まさに鬼のように繰り返し練習していたのです。
その時、ハーモニカを支える左手ですが肘の角度が長時間固定されていまして、しかもヘタクソですからガチンガチンに固まって練習していたようで、フレーズ練習を終えた後、腕を広げるときに筋肉が固まったような感じになって痛みが生じたのです。大げさにいうと持ったままの形って感じ。
その場ではもみほぐしたりしたのですが、違和感が長時間消えませんでした。

今回の疼痛は、それが遠因だったかも?との疑いが脳裏に浮かんできました。
症状が改善しないまま半年がすぎて、ある日、自分の怪我の原因はギターではなくてむしろハーモニカの方ではないだろうか?
ギターのは、すぐに痛みが消えた肘の部分だけで、ギター原因は治っているかも。

思い切ってギターに触ってみました。おそるおそる。
そして、どうやら例の痛みは残っていてもギターの練習では悪化しないようだと思えてきました。
むしろ、ハーモニカの練習の方が影響あるようです。

これは途中経過なのでなんともいえませんが、とにかく当時は本当に死に物狂いで曲のコピーをしていましたのでちょっとやり過ぎだったのかもしれません。

過ぎたるは猶及ばざるがことし。
ハーモニカの練習をするときは、腕の曲げ伸ばしを定期的にしましょう。
特に中高年の方々。

追記2016/12/20)その後、治っています。不思議です。もっともギターの練習をしなくなっているので自然治癒でしょうか。

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