2012年3月2日金曜日

ハーモニカ瞑想

ハーモニカは、「吸う」ことで音が出る珍しい楽器ですね。
しかも、ブルースを演奏するとなると、ほとんどが吸ってばかり。

なので非常に「エアロビック」な装置です。人間ドックでハーモニカを始める前に検査した肺活量と今のものを比べると約1.2倍くらいに増えています。(50代、男)

腹式呼吸ですので、腹筋にもおそらく良いのでは?

あたしは、腹式呼吸についてどうこういえるほどの年季ではないのですが、非常に速いフレーズの練習の際は、否応なく腹式呼吸にせまられます───お腹を使わないと吹き吸いの小刻みな切り替えし、スイッチングができないんです。

なるほど、だから昔から「腹式、腹式」と言われているのだなぁとこれまたハーモニカを始めて初めて理解できた次第です。

健康にいいだけでなく、おそらく脳内物質出てます。なので練習中毒になります。

フレーズやソロのコピー練習ですとおんなじところを何度も何度も繰り返しやりますし、メモ程度の書き出しを除けば、基本的にはハナから暗譜するような感じです。

暗譜状態にさらに慣れると、ソロパートなど、ちょうど円周率の暗唱のところで書いたように、気が付いたときには吹き終わっているというか無意識で演奏しているような状態になります。

無意識で演奏は、練習的には上達せずあまり良くない状態だと思いますが、ノウミソの働き的には一種の瞑想に近い感じでアルファ波なりが出ているのでは?と思います。

なので、仕事で滅入っているときもハーモニカを吹くとバイオフィードバック的に元気になることがあります。なかでもある曲を吹くとリカバーします。この曲については、後ほど書かせていただこうと思っています。

 だれか脳科学者の人、解明してくれないかな。

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