2010年8月28日土曜日

夢日記

枕元にノートをおいておいて、面白い夢をみたら記録しておくって人いると思います。

昔、それは昔。たしか安部公房の『壁』は夢を描いたとか読んだ覚えがあります。
そして『笑う月』も夢を記録した話なんて話をどこかで読んだような。

そういえば、つげ義春の『ねじ式』が夢をマンガ化したというのは有名な話ですよね。
『ねじ式』の映画見ました? うーむ、ま、あれはあれということで。

であたしも昔、安部公房にあやかろうってんで夢を記録していたことがあります。いま読み直しても、それら夢の話はなかなか迫力がありまして。

で、すっかり大人になっちまってから、そんな趣味も遠くに消え去り忘れていたのですが、数日前、目が覚める直前になにやらすごく印象深い夢をみてまして。ストーリーは目覚めた瞬間にすっかり忘れてしまったのですが、『相手の女』があたしに叫んだ言葉だけはしっかりとメモしましたよ。

「男は巾広い世界に向かって隙間に放つのよ!」

なんという、含蓄のあるアンビバレンツなお言葉なのでしょう。
この女性の顔は脳の奥底深くに封印されてしまいましたが、この箴言を糧に余生を過ごしていこうと思っております。

※別の夢記事はこちら

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