2017年3月6日月曜日

Amy(72) 42 彼が去った(1/3)

電話連絡がつかなくなった日、ロスで1日セミナーが予定されていた。

そこでMuniが平板な口調で挨拶をした。

ビッグ・フロリンダが私たちの面倒をみるためにいます」と言ったとき聴衆はなにかがおかしいと感じた。

Astridのハグもいつもより強かった。
MuniにSimonのことを頼むといわれた。
Simonは、ナワールのスイートを破壊したと絶望的な口調で言った。

私には執筆が残っている。Guidoにも本と映画があった。ほかの人間にはクリアグリーンがあった。Simonが愛するフロリンダは彼をおいていってしまった。
フロリンダは、彼(Simon)とカルロスの二人とヴェガスで結婚していたのだ。

セミナーの後、Muniが電話をかけてきた。

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彼はいってしまった。彼はClaudeと去った。彼らは二人ずつでいなくなった。FloとTaisha。AstridとSonia。渡したいものがあるから後で寄るわ。そのまえにDaphneとAliceに伝えることがあるの。疲れた・・・明日にするかも。誰にも言わないで。
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それを聞いて、嵐の中でしびれたような感覚。そして彼が苦しみから解放されたという安堵感。

Patsy、凍てついたほほえみ。Simonも(彼の死を)知っていたのに教えてくれなかった。Guidoは、私の姿がセクシーでホットだと言った。Ramonは私が知っていると思い込んでいる。Astridはうその笑いをしているマスクをつけているようだ。
Dexterは真っ白いほほえみ。

Taishaの最後の言葉が思い浮かんだ。「窓がある、あなたを待っている

カルロスの最後の言葉、たしか三週間前だった。二週間前だったか。フロリンダに私を呼ばせた。琥珀のネックレスを私に押しつけた。カルロスから二つ目の琥珀のネックレスの贈り物だ。より古くて魔術的に見えた。

それはとても強力なものだ。体がよくなったら詳しく話すよ。きみは戦士(fighter。warriorじゃないのが気にかかる)だ。今日は素晴らしい日だ。君は本当に強い。本物だ。愛している

Guidoが電話をしてきた。ふざけて「Blak Nike タイムかな?
別のカルト事件(ヘヴンズ・ゲートの集団自殺)をちゃかしている。

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