2017年2月23日木曜日

Amy(64) 35 呪術師のセックスと呪術師の愛

※露骨な性的な描写があります。

カルロスは、呪術師とセックスの関係についてよく話した。
呪術師の精液は濃厚で弟子の準備が整わないと危険なものだと言っていた。

タイシャの本に書いてある男が女の体に残す虫についても話した。(フロリンダは、これはカルロスがTaishaを忙しくさせるためにでっちあげたと言っていた)

男が女の体に残した虫を退治するには7年間禁欲するかナワールとセックスをするしかない。

自分がするための理屈か(笑)

カルロスは、連続して3回から4回、射精することができた。
いわく、ドン・ファンに出会うまでは普通の男と同じで一度でおしまいだった。ドン・ファンが彼のペニスをハーブにつけた布で何日間かくるんだら体が変わった。

まじですか!やはりナワールか?ラス・プーチンか?

この後、UCLAの学生時代の知り合いの話があって、当時の女性の口説き方と後のやり方が変化しているという紹介があります。
かつてのテクニックは、まず初めに軽く親しくなってから、次に一旦無視して次に会った時に一気に親密にするのだそうです。参考になります。

彼のファンたちは、こんな重要なことをなぜ本に書いていないのか不思議がっていた。
男性に禁欲を強いるのはかなり酷なことだ。

カルロスは自分の祖父に言われた通り、すべての女とやるわけにはいかないが努力をしろと言われたのを守っていたのかもしれない。

Muniがいった。
カルロスは、歴史上もっとも多くの女性を口説いた男かもしれない

カルロスは、私が自分のあそこで男を癒すことができる魔女だとほめておきながら、一般(自分以外の普通の男性)の毒性の高い男とはセックスをしてはいけないといった。

彼のカルト的な性向には嫌気がさしていたが、私とのセックスの相性は抜群によかったので結婚をする話がしばしばでたが実現しなかった。

セックスのコントロールはすべてカルロスが行った。彼はいろいろポジションを変えるのは好まなかった。ある生徒は、彼女が上に乗りたがったので追い出された、とMuniが言った。

ロスに暮らし始めて数か月後、カルロスが私の髪を切り始めた。
髪は呪術師にとっては重要な意味を持つので他で切ってはいけないといわれる。
またカルロスに頼むこともできない。

カルロスは、昔、プロの理容師だったことがあるといったが本当だと思った。実に上手で町で誰に切ってもらったのと聞かれたことがある。・・・答えられなかったが。

この後、マッチを使った呪術の話やカルロスの並外れた集中力、ラジネーシなど世のグルの話がありますが割愛します。

私がグループから追放された時期は、ちょうど彼の糖尿が進んでいた時期だった。
彼が勃起しないとき、「君のせいだ!」と言われた。

彼との行為はときには何か月も間があいたり、一日に何度もだったりした。次第に安定してきて10日に一度のペースになった。ほかの女性たちはどうだったのか興味があった。
ある人はまったくしなくなった。
Claudeとだけは特別で飽きることがなかった。

フロリンダは何年もなかったことがあるといった。気にしなかったらまた復活したのだそうだ。
Taishaとは10年もしていないとフロリンダから聞いた。

続いて、カスタネダの性癖についての話や、Amyが電話をしたときカルロスが他の女性と部屋にいる気配を感じて嫉妬する話題がありますが割愛します。(Amy303~304)

読者は疑問に思うだろう?

なぜ、あなたのような知性ある女性がこんな状況に身を置いていたのか?

彼女は、その理由を305ページで述べていますが、ひとつは冒険心。それと両親が不貞をしている家で育ったためモラルに対する反発があったのではないかと自己分析しています。

そしてカルロスのようなグルにより自分たちがより自由になったと信じさせられてしまうのだ。
こんなひどい目にあったがまだ彼を愛しているし、彼の死を嘆いている。

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