2017年1月21日土曜日

Amy(32) 14 刈り入れ時(2/2)

カルロスの仲間の中では、私にとっては、フロリンダがカルロスと並んで重要な役割を果たしていた。
彼女はいつも「私はあなたの本当の母。それも良い母よ」と言っていた。

ここで彼女と彼女の母親(実母の方です)また、ここから箇条書きにさせていただきます。

・Amyの母親は、人を嫌うために生まれてきたような性格だった。
・彼女は、継続的に人を愛することができなかった。
・気味が悪かったのは、母親がAmyのボーイフレンドを誘惑しようとすることだった。
・Amyの夫になる男性のことも誘惑しようとし、彼は恐れおののき、どうすればいいんだとAmyに相談した。

・Amyが子供のころ、彼女を太っていて臭いと言って責めた。
・私が泣いたり痛がっても無視された。
・Amyは、そんな母をいつも恐れていた。
・11歳になるとわたしのわきの下の毛を痛くなるほど剃ってそこにきついにおいのデオドラントを塗り付けた。
・父が助けてくれることもあったが、放置されることも多く頼りにならなかった。
・30歳をすぎたら不思議なことに母はAmyを綺麗だと思っていたと言い出して少しホッとした。
・家族で一緒に本を書く企画に母を仲間にいれて失敗した話の紹介。

エイミーは、とことん人がいいんですな。

父親のIrvingが亡くなり、葬儀が終わったとき、母親から突然、30年間、浮気をしていたと告白された話が紹介されています。

なんと、相手は自分の精神科の主治医のDr. Smithだったそうです。驚いたことに二人の関係は、まさに娘のエイミーを妊娠したその週から始まったというからびっくりです。
Amyも大人ですから、ずばり気になることを尋ねると、彼女の父親は、まちがいなくIrvingだと言われたとあります。

浮気の話は兄には言うなといわれたが、思い余って伝えたところ兄はすでに母から聞かされていました。ま、秘密の話なんてみんなそんなもんですね。

辛くなりカルロス、フロリンダ、Muniに連絡したが相談にのるどころかひどいことを言われてしまった。彼らには呪術師のやさしさのかけらもなかった。

だが、こんなにひどい目にあっても呪術師たちの世界に対する期待を捨てられなかった。すでに従来の友人との関係もほとんどなくなってしまっていたのだ。

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