ついにAmyは、カスタネダと結ばれました。避妊をしなかったので不安になるAmyですが。
彼はベッドから降りると腰に手をあててわたしのほうを向いた。
「僕が妊娠させるだって?ありえない!ナワールの精液は人間とは違う。君のジュースとは組み合わせられないんだ。君は人間だから!」
彼はかがみこむとわたしの足の間を覗き込んだ。
「よし、やったぞ。きみのあそこに赤いエネルギースポットを植え込んだ。見えるよ!ナワールの精液を外に出さないように。これが君の人間っぽさを燃やしてくれる。もし一滴でも外にでたら、それは悪い予兆だ」
彼はまたのぞきこんだ。
「何も外に出てない!すばらしい!すばらしい!」彼はトイレにいくとクリネックスをきれいに四角にたたんで持ってきた。
「これをきみのここにあてて、何も外に漏れないようにするんだ」
「カルロス、また同じように(避妊しないで)するのはいや」
「大丈夫。まったく心配ないよ。僕たちは一回だけ「無限」のためにしたんだ。でもナワールのそばにいると人間っぽさを失って疲労するんだ。でもナワールはドラッグみたいなので、ナワールと会った後は休まなければいけないが、また欲しくなるんだ。信じられないかもしれないけど!」
「そういえば」彼が唸った「やつらを摘みとらなくちゃ」
彼は私の元夫や過去につきあったすべての男、特に一番最近付き合った相手の存在が子宮に害をなすといっているのだ。彼は嫌悪感もあらわに首を振ったが、今夜は言い争うつもりはなかった。
「これまで子供は作ってないよね?もしそうだとすると女性のエネルギー体に大きな穴が残ってしまうから」
これはカスタネダの読者ならおなじみの話だが、ナワールである彼ならわざわざ聞かなくてもわかるだろうにと思った。
と、ここまで疑うのになぜ?
「いえ、20代のとき、一回だけ妊娠したことがあるわ。でも堕ろしたの。それで穴は残るの?」
カルロスの本では魔女たちが自分のエネルギーを取り戻すために自分たちの子供に奇妙なことをする話がたくさん書かれているのを思い出した。
「堕胎?」彼は考え込んだ。「それほどひどいことにはならないよ。凹みが残るだけだ」
モーテルの帰り、気分を普段の生活にもどす意味でカルロスを兄夫婦の家によっていかないかと誘った。
カルロスは偽のカルロスがサイン会をやってるパーティにまぎれこんだ笑い話をしてみんなを楽しませた。(簡略)
兄夫婦の家で少し過ごしたことでリラックスできたことをカルロスは大変いい予兆だといった。
「きみはとてもリラックスしていた」彼が私をほめた。
「緊張せず、とても美しく、ゴージャスで強力だ。きみは”退屈なセックス(bored fuck)”じゃない。きみのエネルギーはなにか特別なものがある」
カルロスは、自分の著書の中で”退屈なセックス”についても詳しく書いていることを思い出した。
どの本に書かれていたのでしょう?シリーズで、まだ、おさらいの済んでいない本でしょうか?
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