2017年1月1日日曜日

Amy(14) 6 カルロスとの再会(1/3)

元旦ですが、おかまいなしにまいります。

※若干、性描写があります。

フロリンダがいった。

カルロスはもう普通の方法では文字を読まないで、お腹での下に本を置いて読むの。新聞は足で読むわ。でも、ある夜、いたずらでキャロルと二人でプレイボーイをペニスの下に敷いたけど立たなかったわ。

フロリンダは、マジカルパスというドン・ファンから習った体操を教えてくれた。これで意志(intent)をコントロールするそうだ。

私たちは祈らない。それは物乞いのするやりかたよ。呪術師は命令をするの」(Amy57)

ジョセフ・マーフィーの本にも同じことが書かれています。

そんな折、フロリンダが私に、「エイミー、カルロスと寝てみたら?彼はすごいわよ。ずっと続けられるの!

驚いたし恥ずかしかった。

フロリンダ。彼は私には年取りすぎてると思うけど。父親みたいな感じなの
ま、いいわ。でも想像して私がドン・ファンにあったのは19歳の時よ。90歳の男性に。この美しい私をこんなスケベおやじに?と思ったわ。そんなことを彼にしているのを想像するのは気が違っていると思った。そしてらJuan Tumaが現れたの(このあたり訳があやふやです。ご容赦を)

フロリンダ・ドナーは、1944年の生まれです。彼女が19歳の時は、1963年です。1963年ですとドン・ファンは、72歳ですから、90歳ではありません。ま、若い女性からしてみれば72歳も90歳も同じようなものかもしれませんが、フロリンダ・ドナーの言葉はなにもかも信用できません。

「その人のことは本に書かれてないわ」
「彼はドン・ファンのグループの一人。彼はゴージャスなインディアンで。背は6フィートもあって美しかった。私は彼を誘ったの。だってそういうの必要でしょ?私は若くて健康だったし。そしたら彼はびんびんに立ったのを取り出して私のあそこにあてて言ったの。
『僕はこれを近くの海を航海するため、夢見のために使うんだ。”(セックスを)する”ためじゃない』
私は傷ついたわ。ま、でもナワールとセックスをするのを考えてごらんなさい。きっとびっくりするわよ。」

気味の悪い申し出だった。カルロスは少なくとも65歳のはずだ。もしかすると70歳近いかもしれない。これまでの恋愛も結婚も年恰好の近い人とだけだった。
カルロスだって!あの小太りのカルロスと?考えられない。

しかもフロリンダのおすすめの「いつまでも続けられるのよ」というのは最悪だった。
私は長く続けられるのは御免だ。

この誘い方は、気楽な感じを装っていたが不気味に計算されたものに思えた。フロリンダは、私が性的な冒険に興味があってすごいセックスに惹かれるだろうと思っていたのだ。
この二人の志向の違いは後々よりはっきりしてくる。(少し簡略)

カスタネダは自分の下僕の女性たちに「ポン引き」(pimp)をやらせています。後にAmyもカルロスのために女性をリクルートしますので、この時点のAmyの予感は当たっていました。

フロリンダの本にはカルロスもフロリンダ自身も禁欲していると書いてあったのに。
カルロスは、夢見のエネルギーを蓄えるのは禁欲が必要だと読者にはずっと言い続けてきているのに日常的にセックスをしていたなんて。
そしてフロリンダもセックスを勧めている・・・・変だ。

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