2016年12月7日水曜日

環(7) 2 妹たち

ブログ記事の元原稿をあらためて見ますと、できごとが散発的で脈絡がないことがよくわかります。
彼らが何を目指しているのかよくわかりません。

たとえば、会話をする居場所を移動する理由や目的など、対話にメリハリをつけるために入れただけのようにも思えます。

言い訳になってしまいますが、以降の要約や抜粋が箇条書きのような雰囲気になってしまうこともあると思いますがご容赦ください。

ローザとリディアはほっそりとして可愛いく、残りの二人はよく知らないが、エレーナは巨大だった。(だからGordaというあだ名になったのですね)

リディアは、カルロスが先の戦いでドニャ・ソルダードの魂を取ってしまったのだと言います。(環86)

二人の妹たちは、カルロスにばれないように足の動きを通して行う暗号のような沈黙のコミュニケーション・システムを使っていることに気がつきます。(環87)カルロスがわからないと思っているようですが、どうやらリディアが指示する立場のようです。

ドン・ファンは、リディアが才能があると言っていたそうです。
ローザは騒々しくて親しみやすいキャラクターです。(環88)

カルロスは、なんだかんだいわれてまた家の中に閉じ込められてしまいます。

家の外に盟友がうろついていると言われ、それを教えられるのはラ・ゴルダだとローザが言います。

妹たちは、この家には住んでなく何年も前に同じ地区の自分たちの家に引っ越しました。
パブリトもその時引っ越してネストールとベニニョと暮らしています。

男と女と別れたのですね。カスタネダのパンドラ邸と同じです。
逆にパンドラ邸の暮らしかたの方を物語に合わせたのかもしれません。

カルロスにやっつけられたドニャ・ソルダードは、ゴルダがどこかの治療師のところに連れて行ったようです。

ホセフィーナは、ウィットネスを呼びに行ったそうです。聞かないあだ名に戸惑うカルロスに、ネストールのことだと教えます。(refer to 570@pdf of Tales of Power)(環97)

会話の成り行きで、カルロスが感情を爆発させたのをきっかけにローザが呪術で武器のようになった左手で攻撃をしかけてきました。

脈絡がない展開ですが、実際のカスタネダもかなり激昂するタイプなのでありえない話ではないです。

ふたたび首の後ろがポキっとなってローザが持っていた棒(手が持っているように見えた)をつかんで砕きました。

首のつけ根で聞こえる奇妙な音は、人がスピードを変える瞬間に出る音だとドン・ファンが言っていたそうです。

(古いネタですが)加速装置ですか?

ローザの攻撃は「夢の手」というもので、痛んだ彼女の手は、攻撃したカルロスしか治せないそうです。

ドニャ・ソルダード(の幻影)の額とローザの手からカルロスの目には見える黄色いネバネバを取って治療?しました。

その後、リディアとローザを車に乗せて出発しますが、行く当てがありません。
カルロスは、いつの間にか(新ナワールとして)リーダー扱いされています。

カルロスは、彼女たちのところに来てから、頭のてっぺんのむずがゆい感じがして「世界を止める」ことをようやく実感します。(環106)

カルロスの能力は覚醒し、ラ・ゴルダとドニャ・ソルダードの居場所がわかったり、ローザとリディアの家の場所がわかります。二人の家まで行きましたが中には入りませんでした。

カルロスは、リディアにあなたはからっぽ(empty)だと言われます。(環111)
右のわき腹に穴が開いているからだそうです。

子どもを産んだゴルダとドニャ・ソルダードにも穴が開いているそうです。

また、意味がよくわかりませんが、ネストールもドン・ヘナロそのものになってみんなに嫌われていると教えられます。(環113)

そこにホセフィーナが戻って来ました。
ホセフィーナには子供がいて、その子供の父親はナワールだそうです。(環117)

老人やおし(原文ママ)のフリをしたホセフィーナと他の三人の姉妹にからかわれて怒りにかられたカルロスは、また分身を創り出し彼女らと対峙しますが、ちょうどそこにラ・ゴルダが帰宅します。

それにしても脈絡がなく啓発されるエピソードのない展開です。

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