2016年8月5日金曜日

ミトテで給水担当(分離3 ミトテへの参加(2))

本稿では、後で見返すつもりで、カルロスの第二期修行時のミトテでの事実関係をさらっと記しておきます。

さて、そのメキシコ北東部に到着したカルロスは、現地のインディアンたちが主催するミトテに参加(手伝い)します。

カルロスが頼まれたのは、給水係。

日本のお祭りでもかならずありますな、給水車とか言って。
ミトテは四日連続で行われました。(分離72)これは、カルロスが四年前(1964年9月)に参加したミトテと同じ日程です。四日という「規則・様式」なのかもしれません。

今回、カルロスはペヨーテを服用しないので、「酔っていない」傍観者の立場です。そこでかねてから疑っていた参加者たちの暗黙の合意形成や動きのタイミングを出す合図などを見張っていましたが、そのような仕掛けはないと認めざるを得ませんでした。

このミトテでカルロスは幻覚性植物を口にしていないのにもかかわらず母親の声の幻聴をはじめ超常的ともいえる体験をします。(分離73)

いつものように、このミトテに関わった人々をメモとして書いておきます。
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・村落で二人を出迎えたのは二人の老インディアン女性(姉妹?)
・四人の少女
・二人の若者
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そして別の一団と別の家で合流します。そこでは、
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・ドン・ファンぐらいの年齢の老インディアン
・若いインディアン男女の一団
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この老人は、ドン・シルヴィオと呼ばれています。
シリーズ後半で登場する”シルビオ・マヌエル”は確か老人ではないので別の人間かと思います。

上記のメンバー全員かどうかは不明ですが、参加者がみなトラックにトラックに乗って別の小集落に移動します。

そこでは、更に若者三人がやってきます。その内の一人は四年前のミトテで会った男でした。(分離68)

・都合、女10人、男11人が家を出た。

とあります。大デリゲーションです。

・リーダーはモチョ(切り取られた奴)というニックネームで呼ばれている50代中頃と思われる男。
・モチョ、ドン・ファン、ドン・シルヴィオを含めた男性7人の参加者が車座になってミトテは行われました。(分離70)

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