Echohacksというアプリで自分の声を聴いてみて歌の師匠に指摘された欠点が見事にあぶりだされました。
自分ではそれなりの発音で発語・発声していたつもりなんですが聞いてみるとまったく違う(笑)
歌ではなく普通の発語の場合はそれほど(の差)ではないのですが歌だと実に英語に聞こえていないのです。
これでもよく歌った後に英語の発音うまいね、なんて言われてるんですが、でも全然ダメってことですな。
気が付いたことを記しておきます。
○言葉に抑揚がまったくついていない。結果リズムに乗れていない
英語独特の流れには注意していたつもりでしたがまったくNGでした。
まず英語は文章全体が連続体として波打つような発声をしていますが、あたしのは聞き返すとブツ切れていました。
文章だと難しいので単語で例を書きます。
Chicago (笑)←この単語はブルースならいつも出ますな。
カタカナで書きますとあたしのは頑張っていてもやはり「シカゴ」でした。
実際には、「シカァ~ゴウ」です。小さいアのところにアクセントがあります。また「シ」は非常に強い破裂音であたしの音はまだまだです。長年やってるのに(泣)
○舌巻き英語に聞こえる部分が多い
これはショックでした。日本人に多い「舌巻き英語」が気色悪いので特にならないようにはっきりと発音するようにしていたのに聞いてみると「舌巻き英語」が各所に!!
Rが絡んだ発音のイメージから日本人には昔から気持ち悪い「巻き舌英語」を使う人が多く、あたしは自分がそうなりたくなくて積極的に「さっぱりした(ってどんなんだ?)」発音を心がけていたつもりです。
なので「巻き舌英語」に聞こえる部分を再度歌ってみると巻き舌を使っていないのです。でもそのように聞こえる。
ってことは他の日本人たちも別に巻き舌を使っていない場合もあったのでは?
そこで発音の教科書をあらためて読んで原点に戻り該当部分にまつわる単語や文章を何度も試してみて原因がわかりました。
口の開き方が小さかったのです!
英語のネイティブたちは非常に表情が豊かで口の動きも日本語に比べて激しい。自分では十分英語っぽく発音しているつもりでも、そこは日本語ネイティブですから口先だけで発語して顔や顎全体は駆使していなかったのですね。
口を開く(アゴを下げる)タイプの発音をこれまでよりも大きく開けて発語するようにしたら「巻き舌英語」に聞こえなくなりました。口の開きが少ないのは習い性になっていますので矯正には結構時間がかかるかもしれません。
でも今回はたくさん学びました。
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