(前者は、ホーナーのSpecial20。後者は、スズキのハープマスターです)
いずれも2番穴の吸いでベンドを強くかけたとき”キン”といった金属的な異音が混じるようになりました。
この現象は、前にSUB30でもふれたことのある異音と似てまして、未解決のまま放置というか他の個体でも発生してたような気もしてなんだか馴染み(笑)があり、だから聞こえても「なかったことにしよう」(笑)みたいな人生でした。
でも、今回、オーバーブロウベンドに取り組むにあたり勉強した例のオーバーブロウドットコムに解決策がありましたので記載しておきます。
この音は、 オーバーブロウドットコムのTinusさんによるとリードの軋みだそうで、オーバーブロウのような無理な音を出そうとする場合に起きるそうです。
オーバーブロウの場合は、前述のように吹き側のリードが鳴らないように無理矢理に「詰まらせ」ますがその際に、吹きリード側が少し軋んで音が漏れることが多いようです。
その軋み音を止めるには、リードの根本、リベットのあたりに「歯科矯正用ワックス(※)」(矯正用の金具が口内に当たって痛い時に使うらしい)をペタっと貼り付けるそうです。
実際の様子がオーバーブロウドットコムに動画で載っていますのでご覧になってみてください。
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【Waxing the Rivet End】
http://www.overblow.com/?menuid=140
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アマゾンではこれしか 見つかりませんでしたが 10個は要らないですよね |
さて、あたしのハープの症状は、普通の吸いベンドで2番だけの悩みです。
最初、吸いベンドなので吸いのリードが軋んでるのかなと思い、そちらにワックスをつけたのですが間違いでした。軋み音を出しているのは逆の吹き側のリードでした。
吹きリードはリベットがコウムの内側なのでリードプレートを外さねばならず厄介ですが、ワックスをつけたところ不快な金属音が嘘のようにピタっと止まりました。
Tinusさんのサイトでは「GUM」のワックスを紹介していますがどうやら国内では売っていないらしく、あたしは楽天で「オーソシル」という商品を315円で購入して利用しました。町の薬屋さんでは売っていないので通販に感謝です。
※以前は、化粧用品の蜜蝋やマニキュアのワックスを使っていたそうですが、口で扱うものなので歯科矯正ワックスはぴったりですね。
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