パラパラパラっとページをめくって目的の場所を探せないのもダメですね。「あれ、どこだっけ?」ってな時やページをあちこち行ったり来たりしたい時。たぶん近い将来にはマシンの処理速度も向上してインターフェースが改善されると思いますが。
また、ペアレンタルコントロールの一種?かもしれませんが、部屋の書棚に親が読んだ本を並べておいて、それを子供がある日手に取って読む、あるいはタイトルを覚えていて後に興味を持つといったことができないと(起きない)いう欠点があります。
要するに本との出会いの場が限られる。ということです。
ローマの歴史 |
これは蔵書を電子化する場合にも悩みでして、いつかは子供に知ってもらいたい名著、例えばC.G.ユングの『人間と象徴 』とか、モンタネリの『ローマの歴史』といった本が書棚から消えたらもしかすると子供には「再発見」するチャンスは一生ないかもしれない。なんておおげさなことを考えたりします。
人間と象徴 |
どうせ自分が死んだら、コレクターでもないので保管状態も良くないですし、自分が愛した本は無価値なものとして廃棄されるに決まっています。
そうならば、本に永遠?の命を与えるべく思い切ってデジタイズすべきかもしれない。
そんな迷いの中、いよいよ自炊に踏み切ることにしました。
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