2012年2月3日金曜日

現在の英会話修行

ハーモニカやギターの練習方法のヒント?になったのが、最近の英会話勉強です。
教科書は「NHKラジオビジネス英会話」という本です。

以下の勉強方法を半年以上続けてきていますので継続性あり?と判断して記しておきます。

コンテンツは、会社の同僚である一連の登場人物がいろいろなトピックについて会話を行う寸劇が収録され、単語や言い回しの説明が載っているというだけのもので、愛想のいい本とは言えませんが、非常に実践的なので評判のよい本です。

後天的英語会話は、どうしても自分が使い慣れている表現ばかりつかうのでいつまでたっても表現力がつきません。この教科書を使うと下品な用法以外の日常の軽妙な英語表現がすべてでてきます。(下品な単語については、現場で相当学んでますのでそっちは別途学習でオーケー(笑))

章立てにもよりますが、たとえば「電子メールの落とし穴」といった章は、全部で6つのセクションにわかれています。(一つのお話を単純に切っただけのものです)

このセクションを毎日4つずつ朗読します。

本当に始める初日から5日目までは、一個のセクションを1回読むだけです。 教科書の片隅に朗読開始日を書き込み、その横に「正」の字を作っていきます。

5つたまったら次のセクションも一回よみます。最初のセクションは、6回目になります。こうして一つのセクションに「正」の字が四つ。つまり20回通しで読んだら一応終了。次々と新しい章に進んでいきます。知らない用語、表現などは鉛筆で線を引いたり丸で囲んだりして印象づけます。

暗記しようなどと構えずにひたすら滑らかに読めるように読みます。ただし、スピードよりも言い回しに慣れる方が優先なので音感に注意します。

厚い本なので、毎日やったとしても一冊終了するのに1年半かかります。
CDがついていますので新しいセクションに進む時にはまず手掛かりなしに一回聴きます。
(はっきりとしゃべるので、まったく知らない表現、単語以外は、ほとんど聞き取れると思います)
時々、通しでCDを聞き直すようにします。

しかしネイティブ環境での会話よりもさらに早口にしゃべるので初心者はきびしいかもしれませんが、朗読暗唱が完了した後であれば100%聞き取れるはずです。

この単調な繰り返し練習、毎日こつこつ積み上げ方式は、実際何の工夫も秘密もなく愚かな繰り返しだけです。一どきに上達もしません。しかし本当に効果があります。
以前書いたかもしれませんが、あたしはもともとコツコツやる力はありませんでした。
続ける自信がついたのは、なんといっても「円周率」や「百人一首」を暗記できた自分に自分で驚き、ほかでもできるかも?(笑)と思ってからです。

だから45歳以降ですな。我ながらバカです。世間の利口な人たちは、この秘密に子供のとき気づいていたのだと思います。

この単調な繰り返し練習をハーモニカやギターにも応用しています。

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