2010年12月24日金曜日

バンドムービー

少し前に、スカーレット・ヨハンソン映画2連発の話を書きましたが、実は先週も意外な二連発がありまして自分でも驚いています。

ひとつは友人の勧めで予約していたストーンズのライブ「シャイン・ア・ライト」。(正式タイトルは「「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」)
監督は『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ。

あたしは年齢的にはビートルズもストーンズも現役マイナス2~3年という年代。ですが、リアルタイムではどちらもさらっと流していたなぁと思います。

周囲では兄貴がいる連中は結構影響を受けていたと思います。友達の家に遊びに行ってそいつの兄貴のエレキギターを触ったりしていましたから。
ところが大人になってコンサートに足を運ぶようになったりして惚れちゃいました。

この作品では、メンバーの若い頃のインタビュー映像が随所に出てくるのですが。なんだか、じじいになってからの方がカッコいい。
キースのバケモンみたいな(失礼)しわくちゃの顔がニヤっと笑うと、もうたまりませんな。
ドラムスのワッツも最高。他のメンバーが装飾ファッションなのに醒めた表情でジーンズとTシャツでひたすら叩く。

もう一つの作品は、新聞の映画評に載っていたタイトルだけを見て予約していた作品「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」。
これが同名のバンドのメンバーを追ったドキュメンタリーと知ったのはDVDプレーヤーにかけてからでした。

要するに届いたのが両方とも30年以上続いている「おっさんバンド」のドキュメンタリーだったという話。
ディスカスの予約リストって時々順番を入れ替えたりするので二つが同系コンテンツだったのは、まったくの偶然。不思議だ~。

「アンヴィル」は80年代のバンドだし、あたしは名前も知りませんでした。(っつーか全部知らない)
メンバーは、給食配達やら解体工やりながら、いまでも「スター」を目指す50代のバンド(笑)。
ジャンルがへヴィメタなので彼らの音楽にはまったく興味ないのですが、それでも泣いちゃいます。このドキュメンタリー見て、日本人を少し好きになっちゃいました。いいとこあるじゃない(笑)。

「アイデン&ティティ」といい「ザ・コミットメンツ」(アイルランドの素人バンドのドラマ)といい、バンドのドラマは捨てがたいですね~。

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